すでに起こった未来って何?
2021年10月22日
若いころは有名なものに飛びつくのは何かカッコ悪いような気がしてあえて避けてきたのですが、最近になって有名な本を読んでみようと思うようになりました。
皆がいいというものにはそれなりの訳があるはずだと考えるようになったからです。
古本屋にドラッカー365の金言という本があったので読んでみたら、ドラッカーいいです。
色々と考えさせられる言葉ばかり、もっと若い頃に読んでおけばよかったです。
中でも一番印象に残ってるのは、「すでに起こった未来」というフレーズ。
この本はドラッカーの数多くある著書の中から名言を抜粋しているだけなので、最初に読んだときは完全に「???」でした。
事業を行うものにとって重要なことは「すでに起こった未来」を確認することである。
前後の文章は切り取られているので、意味が分かりません。
すでに起こった未来ってどういうことなんだろう。と考え、私なりに出した結論は、
「今起こっている事実」から、「確実に訪れる未来」を確認し、それに対しての事業を行うことが重要なのではないかということでした。
例えば、出生率が下がる。そうしたら、近い将来確実に高齢化社会がくる。だから高齢化社会の需要に備えた事業を準備する。
これは間違いないですね。
自分の都合の良い予想ではなく、すでに起こった出来事から、確実に訪れる未来を考える。
ドラッカーさん凄いです。流石経営の神と言われるだけあって、いいこと言ってます。
解釈があってるか、古本屋においてあったら「すでに起こった未来」買って確認してみよう。